海の幸の恵みを堪能する至極の一品「焼き鯖」(浜焼き鯖)

福井県民が選ぶ「ふくめし」第12位 『焼き鯖』

目次

福井名物「焼き鯖」(浜焼き鯖)とは?

焼き鯖の歴史と文化

福井の豊かな漁場と新鮮な鯖

焼き鯖の調理法

焼き鯖が味わえるお店

まとめ

福井名物「焼き鯖」(浜焼き鯖)とは?

福井県の名物として広く知られる「焼き鯖」は、脂がのった鯖を豪快に丸ごと炭火焼きにした郷土料理です。香ばしい焼き目とジューシーな身、そして溢れ出す旨味が特徴。福井を訪れた際にはぜひ、焼きたてをまるごと味わってください。

焼き鯖の歴史と文化

焼き鯖の歴史は古く、飛鳥・奈良時代に遡ります。福井南部「嶺南(れいなん)」地域は、朝廷への食材提供の役割を持つ「御食国(みけつくに)」として重要な役割を担っていました。日本海側で採れた豊富な食材が運ばれていましたが、特に、福井の鯖は脂がのって味が良かった為大量に運ばれることとなり、それが所以で京都までの街道が「鯖街道」と名付けられる程でした。

その後、漁獲量が増えるとともに庶民の間にも広まり、福井県全体で親しまれるようになりました。

福井の豊かな漁場と新鮮な鯖

福井県は三方を海に囲まれ、日本海有数の漁業県として知られています。特に若狭湾は鯖の漁場として有名で、脂がのった良質な鯖が獲れます。 新鮮な鯖を使った焼き鯖は、まさに海の幸の恵みを存分に味わえる逸品です。


焼き鯖の調理法

焼き鯖は、炭火焼きにすることでパリパリの皮に旨味をギュッと閉じ込める事ができます。凝縮された鯖の旨味は何にも代えがたい美味しさ!

福井では写真のように、店頭で鯖を焼く風景が見られることも。
その場でお持ち帰りももちろんできます。今晩のおかずにぴったりですね。


そして、焼き鯖のみならず、へしこから、フライ、缶詰まで、様々な鯖料理が人気です。

近年では、焼き鯖を寿司風にアレンジした「焼き鯖寿司」も人気を集めており、福井の新たな名物として注目されています。焼き鯖寿司の詳しい情報はこちらから。

福井駅前で「焼鯖(浜焼き鯖)」が味わえるお店

まとめ

福井名物「焼き鯖」は、ギュッと濃縮された海の幸の恵みと、福井と京をつなぐ歴史を味わえる至極の一品です。ぜひ福井を訪れた際には、福井の食文化を体験してみてください。